共働きの家事分担。家事タスク表で見える化しよう!
- 2020.07.13
- 家事
家事を何もしてくれないパートナーって困りますよね。
やってくれたとしても中途半端だったり、期待外れで逆に疲れたり…。
共働きや子供がいる家庭では、家事はきちんと分担したいですよね。
そんな時に役に立つのが「家事タスク表」です!
家事タスク表とは?
家事タスク表とは、家事のタスクを一覧にしたものです。
そもそも「家事とは何か」が具体的に分かっていないのが問題かと思います。
家事をやったことがない人は「洗濯して掃除して料理する」としか思っていない場合がほとんどです。
実際、「料理をする」一連の流れはこんな感じです。
・献立を考える
・在庫を把握する
・食材を買いに行く
・食材を冷蔵庫や収納棚にしまう
・米を洗う
・米を炊飯器にセットして炊く
・料理に必要な道具と材料を出す
・料理を作る
・食材のパッケージや食材の不要部分を捨てる
・包丁やまな板やボウルを洗う
・テーブルを拭く
・料理を盛り付ける
・ご飯をよそう
・箸と料理を配膳する
・食後の食器をキッチンへ運ぶ
・テーブルを拭く
・残り物を捨てる
・余った料理にラップをして冷蔵庫へしまう
・余ったご飯を冷凍する
・食器を洗う
・鍋や炊飯器を洗う
・食器が乾いたら棚へしまう
「料理をする」と聞くと、まな板の上で野菜を切ったりフライパンで何か炒めてるシーンを思い浮かべがちですが、実際は料理をしている時間よりも、料理する準備や後片付けの時間の方が長いですよね。
こうやって具体的にどんなタスクがあるのかを視覚化したものが「家事タスク表」です。
なんとなく習慣でやっている作業も、1つ1つ書き出してみるとかなりの数になります。
これを作ることによって、自分自身も家事の内容がクリアになり作業効率も上がっていきます。
2人暮らし用の家事タスク表を作ったので、参考にしてみてください。
ご自由にプリントして使っていただけます。
□と■で担当を決めて、担当の四角にチェックを付けて使います。
ご自分で手書きで作っても良いですし、エクセルなどにまとめておくと項目が変更できて便利です。
もっと細かくタスクを分けても良いですし、担当ごとに分けても良いと思います。
家事分担で気をつけたいこと
家事分担は、単に家事を2等分すれば良いわけではありません。
お互いの仕事の量や時間やストレス度を考えて、体力と精神力の総合的な負担が同じくらいになるように調整するのがベストです。
目に見えない部分ですので、お互いの仕事の負担具合を話し合ったり、家事の負担が多いと感じたら担当を減らしてもらったりと、コミュニケーションが必要です。
お互いが納得出来る分担が出来ていれば、どちらかだけがストレスを抱えることはありません。
実はパートナーの方が、仕事で大きな負担を抱えていて、自分が家事を全部やったとしても相手の負担より少ない場合もあるかもしれません。
お互いに理解し合い、助け合うことが大切です。
また、人はすぐには変われません。
習慣になるまでにはそれなりの時間がかかります。
担当を決めても最初のうちは忘れてしまったり、上手くできないこともあります。
それを責めてしまうと、やる気は失われてしまいます。
まずは根気よく客観的に「観察する」ことです。
「今の時点では出来ていない」と事実のみ受け止め、なるべく感情を入れないようにします。
感情が入ると、出来ていないことを相手に伝える時にイライラも伝わってしまい、やる気がしぼんでしまいます。
やってもらえた時は褒めるのもやる気アップにつながりますが、無理に褒めちぎる必要はありません。
お互いに「ありがとう」とさりげなく感謝できると良いと思います。
最後に
家事タスク表を作ることによって、「自分はこんなにタスクをこなしていたんだ」と再認識できますし、パートナーに理解してもらいやすくなります。
文字で書き出すことによって、頭の中で、あれしなくちゃ、これしなくちゃと考えなくて良くなり、作業がスムーズにはかどる様にもなります。
家事を分担して続けていくには、相手と理解し合い、注意したり、感謝したり、コミュニケーションが必要です。
伝え方に気をつけつつ、長い目で相手の成長を見守りましょう。
バランスの良い家事分担をして、無駄にストレスを溜めず、快適な生活を手に入れましょう!
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