おばさん、おじさんって何歳から??歳をとることのメリット&デメリット。
- 2024.05.26
- 体験談
大人になると、「歳をとりたくない」という声が増えますよね。
子供の頃はあんなに誕生日が嬉かったのに、今ではため息が…という人も多いのではないでしょうか?
最近「OVER THE SUN」というTBSラジオのPodcast番組を聴くようになり、おばさんであることについて考えることが増えました。
「OVER THE SUN」は「お(ー)ば(ーざ)さん」ということでおばさんに関する話題が多く、多くのリスナーの共感を呼んでいるようです。
私の考えるおばさん観についてシェアしたいと思います。
そもそも「おばさん」「おじさん」って何歳から??
それは誰から見るかによって大きく変わるようです。
幼児から見れば25歳でもおばさん、10歳から見れば30歳でもおばさん、100歳から見れば50歳でもお姉さんかもしれません。
統計的には大体40歳前後を「おばさん」「おじさん」と認識している人が多いそうです。
でも年齢で呼び方を変えるなんてナンセンスだと思いませんか?
性別も含まれているし、令和時代にはそぐわない言葉ですよね。
名前が分かれば名前で呼べば良いし、分からなければ「青い服を着た方」などの表現で充分コミュニケーションは取れそうですよね。
辛い…歳をとることのデメリット
健康・体力・肌の衰え
当たり前ですが、老化が進んで子供の頃や若い頃のような元気はありません。
疲れやすいし、疲れは抜けにくいし、体調の不調も増えるし、シワやシミも増えました。
でもそれらを改善するための工夫をしていくことに楽しさを感じることはあります。
ジムで筋トレしてみたり、整体やマッサージでケアしたり、良さそうな美容アイテムを使ってみたり。
マイナスが大きい分、若い時よりも効果を実感しやすいので、意外とモチベーションが保てたりします。
白髪が増えていく
まだ染めるほどではありませんが、見つけるたびに切っています。
最近は染めずにグレイヘアを楽しむ人も増えましたが、白髪はうねったりパサついたりとケアが大変そうです。
10年以上染めずにいるので、白髪が増えたら白髪染めで色んな色を楽しみたいです。
人の死と向き合うことが増える
人は生まれた瞬間から死に向かって生きています。
歳を取るということは死に近づくということでもあります。
家族や親しい人、同世代の死によって自分の「死」を意識することも増えていくと思います。
死を意識することで生きることへの意識も高まるため、より充実した人生を送るようになるかもしれません。
悪いことばかりじゃない!歳をとることのメリット
自分について理解が深まり、環境を選べるようになる。
自分には何が合っているのかが分かるようになることで、合う環境を選べるし、合わない環境は避けることができるので生きすくなります。
判断基準が定まることで、すぐに行動に移せるようになり悩む時間が減りました。
自分のキャラクターが定まり、人付き合いが楽になる。
若い頃は周りに合わせたり、憧れの人になりきってみたり、自分が嫌いでありのままの自分ではいられなかったり、とても不安定でした。
歳を重ねて、自分以外の人間にはなろうとしてもなれないということが分かり、短所も長所も個性として受け入れられるようになってからは、人からも「こういう性格の人」とキャラクターとして受け入れてもらえるようになり、無理なくありのままの自分でいられるようになりました。
あらゆるスキルが身に付いていく。
何事も続けていたら上達していきますよね。
仕事はもちろん、家事や生き方やメイクのテクニックやファッションセンスや趣味のあれこれ。
上達すると楽しさも増していきます。
あらゆることが楽に楽しくできるようになるって最高です。
「おばさん」に早くなりたいと思っていた20代
実は私は「おばさん」になること、つまり中年の女性になることに憧れていました。
10代〜20代の繊細すぎて生きづらい状態から解放されるのではないかという期待があったからです。
昔「オバタリアン」という漫画があり、自己中で厚かましいおばさんをそう呼ぶようになったのですが、そのせいか中年になると図々しさや図太さが増すイメージがあり自分もそういう性格に寄っていけば楽に生きられるのではないかと思っていたのです。
そして実際におばさん世代になり、その夢が叶いました。
良い意味で、周りを気にしすぎなくなり、他人を優先させすぎて自分を疎かにしなくなって、ちょうど良いバランスになれた気がします。
これが行き過ぎると周りに迷惑をかける自己中おばさんになり「老害」を呼ばれてしまうので気をつけなければいけませんね。
最後に
歳を重ねることも悪いことばかりではありません。
衰えは努力でカバーしつつ、革製品を長く使ってエイジング(経年変化)を楽しむように、自分の変化を一期一会だと思って楽しんでいきたいと思います。
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