ある夢を見て「生きる意志」が生まれた話。
- 2020.08.05
- メンタル
辛いことがあると、生きていることが嫌になってしまうことは誰でもあると思います。
10代の頃、私は毎日鬱々とした気分で、どんな最期を迎えるのが良いだろうかと妄想する日々を送っていました。
そんなある日の夜、夢を見ました。
その夢によって「消えたい」という願望から「生きる意志」へと変化した話をシェアしたいと思います。
「消えたい」の奥にある本当の気持ち
夢の中で私は火事に巻き込まれ、火がすぐ側まで迫っていました。
「このまま逃げなければ、もう生きなくていい…」
そう思い、逃げない方が良いのではないかという考えが浮かびました。
しかし、生きたい気持ちが勝って逃げるという選択をしました。
そしてすぐに目が覚め、ぼーっと今見た夢のことを考えました。
あぁ、そうか。本当は消えたいんじゃなくて、生きたかったんだ。
幸せじゃないから、現実から逃げようとしていただけだったんだ。
だったら、どう消えるかではなく、どう幸せに生きるかを考えよう。
そんな気づきがあり、そこから「いかに幸せに生きていくか」を模索するようになりました。
幸せに生きる方法
辛い状況を抜け出す方法は、本気で探せば1つは方法が見つかります。
辛い気持ちだけに意識が向いていると、やる気も起きずにただ時間だけが過ぎていきますが、状況を冷静に分析して、解決法を探し出せば、必ず状況は良くなっていきます。
自分の頭でぐるぐる考えるよりは、人に相談したり、webや本で情報を得たりして、新しい視点を入れる方が解決が早まります。
そういった行動を起こすだけでも、思考がポジティブになっていき、幸せへと近づいていきます。
そして一度乗り越えてしまえば、次に同じことが起きても「また乗り越えれば大丈夫」という心のゆとりができ、どんどん幸せに生きていけるようになります。
マイナスの感情とプラスの感情
マイナスの感情が生まれる根本には、プラスの感情があります。
プラスの感情にフォーカスすることによって、物事が解決していくことがあります。
例えば、相手にがっかりした時。
それは相手に「期待」というプラスの感情を持っていたからです。
例えば、憎しみを覚えた時。
それは「大切な何か」があって、それを奪われたからです。
例えば、自分が不幸だと思う時。
それは「幸せ」が何かを知っているからです。
こんな風に、マイナスの感情が生まれる背景にはプラスの感情があります。
マイナスの感情を引きずるよりも、その奥にあるプラスの感情をどうするかを考えてみましょう。
最後に
何にフォーカスするかで人生は決まると言われています。
同じ出来事でも、受け取り方を意図的に選ぶことができます。
マイナスの感情に振り回されずに、冷静になれば、物事も正しく判断することができます。
どんなに最悪な状況でも、そこからプラスに向かっていくことは出来ると思います。
視点を変えて負のスパイラルから抜け出していきましょう。
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